エデンの園の木の下で数の不思議と向かい合う

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません

1+1がどうして2になるのかという疑問は、これを初めて目にしたとき、おそらくは小学校に上がるか上がらないかくらいの頃ですが、そのときにはほとんどの人が思ったことではないかと思います。でもそこで教えてもらえることは「例えばお皿の上にリンゴが1つあります。そのお皿にもう1つのリンゴを置いたら、お皿の上に乗っているリンゴは2つになります。それが1+1は2になるということですよ」程度のものです。

たいていの人はそこで納得し、それ以降、1+1がどうして2になるのかを疑問に思うことはなくなるのではないでしょうか。大人になってもなお「結局、何で1+1って2になるんだろうなぁ」と思う人は少なく、さらにその謎を解明しようと躍起になる人はもっと少ないと思います。

実際のところ、1+1がどうして2になるのかを説明するのは簡単なことではありません。数学の権威みたいな人に聞けば、黒板を何往復もして至極難解な説明をしてくれることでしょう。

ところで、頭の良い人の条件って何でしょうか。これは1+1のように決定的な解が一つしかないわけではないと思いますが、条件の一つとして「難しいことを簡単に説明できる力を持つ人」というのはあるのではないでしょうか。

難しいことを難しく説明するのは、たぶんそんなに頭が良くなくてもできます。教科書を丸暗記して、それをそのまま口から出力すれば、自分でその内容を理解してなくても一応達成はできますからね。でもやたら難解な内容を誰でも分かるように簡単な言葉で説明するのは、それなりに知能を必要とする気がします。

そう考えると、本来ならノート何ページ分にもおよぶ証明が必要であろう「1+1はどうして2になるのか」の説明を「お皿の上にリンゴを~……」という小学生でも分かるように説明することを最初に思いついた人は、相当に頭が良かったのかもしれませんね。

きっとその人はリンゴが好きだったんでしょう。リンゴは知恵の実ですからね。リンゴをいっぱい食べて知恵をつけているうちに「あ、この説明でいけんじゃね?」って閃いたのかもしれません。

まあ、本当にリンゴが知恵の実だったのかはよく分かりません。少なくとも僕は生まれてから30年近い人生の中でたくさんリンゴを食べましたが、そのおかげで知恵がついたという記憶はありません。

もっとも、じゃあこれまでの人生で1つもリンゴを食べたことがなかったらもっと知能が劣っていたのかということも証明ができないので、もしかしたら、僕が曲がりなりにも大学まで出てこんなよく分からない記事を書くだけの発想力を得られたのは、リンゴのおかげなのかもしれません。

リンゴが知恵の実というのが真実なら、ドラクエに出てくるかしこさの種は、本当はリンゴの種かもしれませんね。美味しくはなさそう。


そんな感じで、世の中って分からないことだらけですが、とりあえず言えることは、アダムさんうらやましーってことですね。俺も楽園でイヴさん的存在の人と1+1で1になりたいってことですね、あひゃひゃひゃ。

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