妄想の中ではバリバリ事件に巻き込まれる毎日ですが?

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
美人薄命・・・美しい人は、病弱であったり、数奇な運命にもてあそばれたりして、短命になりがちなこと。



これは格言みたいなもんですから「海の水は舐めるとしょっぱい」みたいに、実際的な現象というよりは迷信とか、なんとなーくそういう印象があるかもねー、みたいな感覚かなと思います。

あるいは、そういう方が絵になるよねー、みたいな。ほら、ちょっと病弱で色白の美人さんとか、漫画やゲームのキャラでも人気あったりするじゃないですか。例えば……えーと……病弱で色白で美人で人気があるキャラと言えば……ほら、あの子だよあの子。あの病弱で色白で美人の……………………



でも、確率的に考えたら、これは結構的を射た四字熟語ですよね。

美人さんって、失礼ながらあまり美人じゃない人よりも、人の注目を集めやすいですからね。キレイな女の人のところには、男性も自然と寄せ集まって行きますからね。そうなりゃ、当然普通の人よりも数奇な運命に巻き込まれる確率が高くなる。

近寄って来る男がみんな真っ当な人間とは限らないですからね。良からぬことを考えて近寄って来る人も、美人さんの方が多いのは、別にあり得ないことでもない。悪い男に引っかかってしまう率も上がるってわけです。場合によっては、命に関わることもあるかもしれない。

僕みたいに家に引きこもってばっかりであまり人と接することがない、これと言って外見的にも秀でていないようなやつは、なかなか数奇な運命には巻き込まれにくい。引きこもってばかりいたら、病弱にはなるかもしれないけど。



ようは漫画の主人公と似たようなもんですね。漫画の主人公ってのは、それが名探偵なら行く先々で事件に遭うし、ハーレム系の主人公なら、しょっちゅう転んでは女の子のスカートの中に頭を突っ込み、風呂の扉を開ければ高確率でシャワーを浴びている途中の女の子がいて、殴られたり罵られたりする。

とにかく漫画の主人公には、ToLoveる……いやトラブルに巻き込まれやすく、数奇な運命を持つ者も多いです。

でもそれは当たり前の話。そういうドラマチックな運命を持っているから主人公になるわけで、休日といえば日がな一日家で妄想にふけりながらゴロゴロしているだけの、何てことない平凡な毎日を送る僕みたいなやつが主人公になったりはしない。あえてそういうキャラを主人公にした残念ほのぼの日常系の漫画とかも、中にはあるけどね。



別に僕は、数奇な運命にもっと巻き込まれたいと強く望んでいるわけではないです。

でもまあ、あまりに何もなくてもちょっとあれですからね。人生にメリハリがないですからね。

だから、巻き込まれるわけはない、でもちょっとくらいは巻き込またいという、倦怠ライフリターンズでも歌ってそうなどっかの高校生男子と同じ最大公約数的な考えくらいは持ってるわけですよ、僕も。別に主人公じゃなくて良いから。エキストラ役程度でも良いから。

だったら休日にもっと家から出ろよっつー話なんですがねww
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