桜の花が咲く頃に 一つの恋が散りゆきて

今年はまだお花見に行ってませんなぁ

おまとめ三行

また新しい年度がスタートしましたねー
春は出会いの季節と言いますが果たして……
今日は何の日 ふっふー♪

早いもんで、気がつけばもう四月。新しい年度の始まりですね。みなさんはどんな一年のスタートを切るでしょうか。どうか雨にも負けず風にも負けず、元気な一年を過ごしてほしいと思います。

ちなみに僕は、新しい出会いの季節を別れからスタートすることになりました。

いや〜、何と言いますか、こんな僕でも、一応おつき合いしていた方がおりまして……こんな僕でもね。ブログとか読んでると何かここの管理人はそういうの全くなさそうとか思われるかもしれませんが、うん、確かに女っ気のほとんどない生活をしているのは間違いないんですが、女っ気どころか人と接する絶対数が圧倒的に少ない毎日を送っているのは事実なんですが、そんな僕でもおったんですよ、ええ。

僕ももう30過ぎですからね。つき合うとなれば結婚も視野に入れることになります。実際そんな話も何度かしたし、僕としては、そろそろ本当にゴールインかななんて思ってた矢先だったんですけど、なんやかんやとあった末に、破局という形になってしまいました。

ま、30年以上生きていれば、そういうこともあります。出会いがあれば別れもある。それが人生っすから。






っていうのは嘘で、本当のところは、何の変哲もない、普通のスタートを切ることになりました。別におつき合いしている人もいませんし、いつも僕は一人きり風呂に入って寝るだけです。

ほら、今日、あれですから。四月一日ですから。エイプリルフールですから。一応やっとかないと。ぶっちゃけこの記事、毎年使い回してます。

まあ僕の身の上話はただのどうでもいい嘘なんですが、このエイプリルフールとかいう、年に一度やってくる嘘八百の祭典を世界中に広めるきっかけとなったその起源は、フッたのフラれたのという、ちょっとした恋バナ的なものに端を発するんだそうですね。ヨーロッパの何とかって地方では、その話が今でもおとぎ話で残ってるんだそうで。

要約すると、こんなお話。要約と言いつつ、ちょびっと長いけど。






むかーしむかし、ずーっと昔、ある一人の少女が恋をしました。

少女は、ごく平凡な家庭で育った、ごく平凡な女の子。そんな少女が好きになった相手は、街で一番の有力者である資産家の息子さん。当時は今のように自由に恋愛ができる状況ではなく、貴族や王族などの特権階級でなくとも、身分が違えばまず恋が報われることはありませんでした。

それを知りながらも少女は、思いきって自分の想いを伝えました。決死の想いを胸に、どうしても抑えきれなかった気持ちを、青年に伝えたのです。

でも残念ながら、あえなく玉砕。少女の想いは青年に届きませんでした。

元よりこうなるだろうという覚悟は少女にもありましたが、それでもフラれたショックは大きいものでした。無理のないことです。少女にとっては初めての告白。今までで一番勇気を振り絞った瞬間でしたから。

ショックを振り払うように少女はその場から立ち去ろうとしましたが、ふと何者かの気配を感じました。青年も気づいたらしく、二人で気配のする方を見やると、そこには一人の男が立っていました。運の悪いことに、たまたま告白の現場を覗き見していた者がいたのです。

少女は焦りました。このままでは、街中に変な噂が流れてしまう。そうなったら、青年にも迷惑をかけてしまうかもしれない。それに自分も、本来なら決して許されないことをやってしまったのだから、みんなから酷い仕打ちを受けてしまうかもしれない。決して大袈裟な被害妄想ではなく、当時はそれくらい、身分の差というのは決定的な隔たりだったのです。

少女の不安を察したのか、青年はとっさに「今日はいろんな嘘をついて相手を驚かすお祭りの日なんだ。外国の方でやってるお祭りなんだけど、面白そうだから僕たちもやってみようと思ってね。今その予行演習をしていたところさ」と覗き見していた人に嘘をついて、少女を庇ってくれました。

心の中で、少女は青年の優しさに感謝しました。フラれたことは悲しかったですが、好きになった相手がこの人で良かったと、改めて思いました。

同時に、青年の嘘と優しさに、ほんの少しだけ甘えてみたくもなりました。少女は青年に「嘘で良いので、今日だけ私の恋人になってください」とお願いしてみました。青年はその提案を快く受け入れてくれました。

二人は仲良く手をつなぎ、デートさながらに「僕たち恋人同士になりました」と街のみんなに言って回り、他にもいろんな嘘をついて、今日はそういうお祭りなんだということを盛大にアピールしました。そんな二人の様子を見て、みんな最初は何事かと驚いていましたが、必要以上に怪しむことはなく、むしろみんなも「これは面白そうだ」と互いに嘘をつき合い、嘘のお祭りを楽しみました。

ある年の、四月一日のことでした。

これがきっかけで、この街では毎年四月一日になると街全体で嘘つき大会を行なうようになり、それがいつの間にか広まって、やがてエイプリルフールという世界的なイベントになったのだそうです。






まあ、これも嘘なんですけどね。すみません。そんなおとぎ話はないです。

本当は、エイプリルフールの起源ってのはあまりはっきりしてなくて、フランスでは元々四月一日が新年の始まりだったのに、一月一日を新年とする暦に変わってしまったから、四月一日を「嘘の新年」ということにしたってところから生まれたとか、仏教では三月の末に修行を行なうんだけど、その修行が終わるとせっかく煩悩を取り払ったのにまたすぐ迷いが生じることから、四月一日を「揶揄際」と呼ぶようになったところから来ているとか、そういう諸説があるんですが、いずれも有力というだけで、真実かどうかは分からないみたいです。

でも真実かどうか分からないってことは、もしかしたら本当に本当は、想いに応えられなかった青年が少女を庇ってついた嘘が始まりだった可能性だって、ありますよね。

嘘ってのは基本的にはつかない方が良いに決まってるんですが、でもエイプリルフールの始まりがこんな……何だろ、ハートフル(?)なものだったとしたら、エイプリルフールくらい、嘘ついても良いかな〜って気に、なりますよね? 少なくとも、結婚を考えていた女性と別れちゃったなんていう嘘くらい、笑って許してやろうって気に、なりますよね?

ね? ね?

まだコメントはいただけてないみたい……
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