ごめんくださいってごめんをちょうだいってこと?

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
焼いてない土下座

この記事を三行にまとめると

ほわーいじゃぱにーずぴーぽー
このゲーム、五面がクリアできなくてさー
どんな場面の会話なのかは、想像にお任せします
「ごめんください」

主に、他人の家にお邪魔した時に使う一言ですね。

これ、字面からそのまま意味を汲み取ると、ごめんをくださいってことですから、謝罪をちょうだい的な意味にも見えません?

そう考えると、家にお邪魔した時よりも、謝罪会見の時の方が、シチュエーションとしては合ってそうな気がしてきます。

「汚職を認めるんですね?」
「……はい」
「では、ごめんください」
「本当に、もうしわけございませんでした!」

みたいな。

それがどうして、お邪魔するときに言うようになったのでしょうか。ほわーいじゃぱにーずぴーぽー。「これからあなたの家に入りますけど、お許しをいただきたいわ」的な意味を込めてるってことなんですかね。

まあでも、ごめんって、結構いろんな使い方されますもんね。謝るときに使うこともあれば、拒絶の意味で使うこともありますしね。

「汚職を認めるなら、ごめんください」
「ごめんだ」

これは謝罪してくださいって言葉に対して、完全に開き直ってる図ですね。謝ってたまるかって意味でのごめんですね。

ごめんって言葉自体は、鎌倉時代の頃からあると言われています。千年近くも使われてきたら、そらぁいろんな場面で使われるようになることもあるさな。

「ごめんくださーい」
「おう、どうした?」
「このゲーム、五面がクリアできなくてさー。やってくんない?」
「いやー、そいつはごめんだわぁ。俺もムリ」
「そっかー」
「ごめんなぁ、力になれなくて」

ごめんが四つ出てきましたけど、どれも少しずつ、意味が違いますね。

この先、ごめんという言葉は、もっといろんな意味を持つようになるかもしれない。そしたらもう、三千年くらい経つ頃には、ごめんだけで会話が成立するようになってるかもしれませんね。

「ちょっとごめん」
「なあに? ごめんの人?」
「キミすごいごめんだねぇ。ごめんに興味ない?」
「えー、ごめんかなぁ」
「キミなら絶対にごめんになれるよ」
「マジでぇ? マジでごめん?」
「ああ、ごめんだよ」
「でもなぁ、ごめんってごめんだしぃ」
「ごめんするからさ」
「うーん」
「ごめんとごめんもできるよ」
「じゃあちょっとごめんしちゃおっかなぁ」

これがどんな場面の会話なのかは、想像にお任せします。
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