こいはいつでもはりけ~ん

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
こいって、なんだろう…?

いくらかんがえても こたえはでない

かんがえればかんがえるほど わからなくなって

でるのは ためいきばかり

はぁ…こいってなんだろう?







分からない…

考えれば考えるだけ深みにはまって、思考のループに陥るだけ。

いつまでも答えは出なくて、思考の鎖に縛られた僕はまさに…

まな板の上の鯉のようだ。







いや、ほんとにさぁ、鯉はすげーよ。

環境適応力が高くて生命力が強く、寿命も長い。

実際に滝登りをすることはないけど、その気になればあいつらは2mくらいはジャンプできるんだぜ。俺よりジャンプ力あるじゃん。

真偽のほどは定かじゃないけど、200年以上生きた鯉もいるという話もある。

200年だよ?

今から200年前と言えば、まだ産業革命すら起きていない。

暴れん坊将軍徳川吉宗がひたすら暴れまわってた…のはもうちょっと前か。

その次の次の次くらいの徳川家斉という、徳川15代将軍の中でも比較的マイナーな方に入りそうな、ぶっちゃけ歴史の教科書だったらこの時代は松平定信の方が知名度が高いんじゃねーのってくらいの、そんな歴史上どれほどすごかったのかもいまいち分からないお人が将軍をやっていた、そんな頃ですよ、200年前というのは。

俺がもし200歳まで生きられたら、あわよくば本物のネコ型ロボットを拝める機会に恵まれるかもしれない。

ほんとに、彼らはすごいです。

非常に雑食で、口に入るものなら何でも食べちゃうらしいし。

そんな何でも食べたら消化不良を起こしてお腹こわしちゃうぜと思いきや、彼らには何と、胃がない。どこで消化してんだ?

鯉のすごさはまだまだあるぞ。

水から上がっても、しばらくは平気で生きられるらしい。

あの貪欲な生命力は、どこから来るんでしょうね。

胃も持ってないくせに。胃は関係ねーか。

どっかの自治体が鯉が住めるほど綺麗な水域作りみたいなことを考えて鯉を放流したこともあるらしいですが、鯉の生命力は並大抵のものじゃないから、実は汚い水にも何食わぬ顔で平気で住んでる。何食わぬと言いつつ、あいつらは何でも食うけど。

ま、鯉は模様が美しいからな。俺にはそういう美的センスがないからいまいち分かりませんが、錦鯉なんか、かなり高値で売れたりするもんね。その辺のことから、鯉=綺麗という図式ができあがって、鯉の住む水は綺麗という強引な理論が構築されちゃったんでしょう。よく知らないけど。

俺は鯉じゃないし、前世で鯉だった記憶もないから、いくら考えても鯉のことは分かりません。

鯉はすごい生き物だ。

ほんと、ため息もんです。







ん? 恋ですか?

まあ、恋も難しいよね。

でも、まな板の上の鯉みたいに、動かずにじっとしてるだけじゃ、良い恋は掴めねーぜ。

来いって思ってるだけじゃ駄目さ。こっちから行かねーと。

攻めてけ攻めてけー、わこうど達よ。

果報は寝て待ってるだけじゃやってきませんよ。

棚の下にずっと座ってるだけじゃ、ぼた餅はゲットできません。

欲しけりゃ、自分から掴みに行かにゃならんわい。

恋だけじゃない。何でもそうさ。

人事を尽くさなきゃ、天命もその身には降り注がないわよ。



なんてね~。
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