吟遊詩人なんて、フィクションの世界にしかいないと思ってた。
でも確かに彼は、紛れもなく吟遊詩人だった。
楽器を奏で、詩を朗読しながら全国を旅する姿は、まさにそれだ。
ただ、ほとんど人に聴いてもらえていないのが切ないところである。