彼は平均的過ぎるがゆえに、無能ではないけど日の目は見れなかった。
レギュラーになる実力はないが、補欠にしとくには惜しい奴だったのだ。
だから結局、どっちつかずのまま、最後までどちらにもなれなかった。
まるで帯にするには短く、襷にするには長い、あの紐と同じように。