彼らは、一枚の大きな壁を通じてしか、接触ができない。
お互い、相手がどんな人物なのかも分からぬまま、意思の疎通を図る。
本当に自分のメッセージが相手に届いているのかすらも、分からない。
でも、生まれた時からその環境にあった彼らは、疑問を持つことはないのだ。