一晩の宿を借りたかったが、私のみすぼらしい姿を見て金がないと思ったのだろう。
風が入り込み、毛布も何もない質素な部屋を貸してもらえただけだった。
それでも私は横になれる場所があるだけで十分に満足だった。
宿の主人が私を奴隷商人に売りさばこうとしなければ、平穏無事に過ごせたのに。