その木はどこまでも成長を続け、ついに大気圏を突破した。
このまま伸び続ければ、やがては月まで到達できるかもしれない。
私はその日が来ることを信じて、今日もその木を眺めている。
最初で最後の、この世で最も壮大な木登りを実行する為に。