あいつは、引き際というものを誰よりもよく知っている。
知っているというより、肌で感じ取れると言った方が良いのか。
いずれにしろ、あいつはどんな勝負でも、勝ち過ぎることはない。
もちろん負けることもなく、いつだって適度に勝ち逃げるのだ。