「お前はすぐにテンパるくせがあるから、焦ったときはまず俺に連絡しろ」
そう言って俺は、自分の連絡先を書いた紙をあいつに渡しておいた。
しかし、いざ緊急時になってもあいつが俺に連絡を寄越すことはなかった。
どうやらテンパるあまり、連絡先が書いた紙の存在を忘れてしまっていたようだ。