毎日大勢の人々が吸い込まれ、また、吐き出されていく。
門番も見張りもいないから、何者も拒まない。
時として、出口の向こう側は、別世界に通じていることもある。
山を一つ挟んでいるから、あっちは一面に銀世界のこともあるのだ。