ある日僕は、全ての不幸から身を守ってくれるという妙なお守りを手に入れた。
肌身離さず持っているだけで、ありとあらゆる不幸が未然に防げるらしい。
この時僕は「不幸を防ぐ=幸せ」ではないことに、気づくべきだった。
気がつけば僕は、他人との干渉を一切許されない、孤独な人間になっていた。