人間ってのは、少しずつの変化には、なかなか気づかないものだ。
だから僕は、毎日数十グラムずつ、重りの重量を上げていった。
この方法なら、自分の倍くらいの重さでも、うっかり持てるかもしれない。
しかし現実ってのは、そう甘くはないものだ。