「俺、死んだら海の藻屑になりたいなぁ……」
死ぬ間際までそんな冗談を言って僕たちを笑わせてくれる奴だった。
火葬が終わった後、僕はそいつの遺灰を少し分けてもらい、海に流した。
これで一応は、あいつの冗談に報いることができたかな。