僕は、人の顔や名前を、どうしても覚えることができない。
だから町中で声を掛けられても、僕にとっては初対面の他人。
向こうはそんなことを思ってないから、正直に言うわけにもいかない。
結果、僕は知人にも他人にも、さも昔馴染みのように接してしまう。