出発の朝になって、ようやく純粋に会話をすることができた。
啀み合いも皮肉も一切ない、互いの本音を素直に言い合えた。
もっと早くに言え合えていたら、この別れはなかったのかもしれない。
でももう、僕たちの距離は、言葉の届かない長さまで離れてしまう。