僕に与えられた役は、いわゆる通行人Aという、名前もないエキストラ。
僕自身にはもちろんちゃんと名前があるけれど、それはここでは意味を持たない。
まるで名前があるけど知られていない、雑草のようなもの。
それでもまあ、必要とされているだけ、救いはある。