ちょみじか

短簡にして粋然な転瞬の情景
編綴で変哲な記号の群れは
小宛のごとき鋭利な言の葉
説話されるは玉響の茶話

ふつー

中庸な風景に潜む看過の一時
編み上げられた一つの描写は
小酌のごとき細やかな興宴
説話されるは暫時の雑話

ちょいなが

長くも儚い物語が紡ぐ複雑な調和
編纂される壮大な空間はまるで
小宇宙のごとき果てのない宇内
説話されるは須臾の叢話

よんぎょう

四つの散文が奏でる素朴な物語
行住坐臥の中で生まれるそれは
小唄のごとき軽やかな旋律
説話されるは刹那の閑話