涙が涸れて、心が枯れて、私はすっかり渇いてしまった。
私の中の砂漠にはもう、オアシスは存在しない。
あとは全てが干上がり、尽き果てて行くのを待つばかり。
それでも私は、砂の中に混じった一粒の砂金の存在に、縋ろうとしている。