世界は無数の色に溢れていて、とても描き切ることなんてできない。
だから私は、世界が崩壊するのをずっと待ち続けた。
この世が無で満たされた時、そこはたぶん、白一色か黒一色になっているはずだ。
そうなれば、キャンバスに見たままの世界を描くことができる。