どちらも、噓偽りなく、自分の命よりも大事なものだった。
そこに優劣なんてなく、だからこそ、どちらも選べなかった。
選ばなければ、自分から離れて行ってしまうと分かっていたのに。
僕のこの傷は、一生涯治ることはないだろう。