船が難破してこの島に辿り着いて、もう何ヶ月が経っただろう。
誰も捜しに来る様子がないところを見るに、僕のことは忘れられているだろう。
しかしここは木の実も魚も豊富に採れるから、生きるのに困ることはない。
あの面倒な日々に戻ることを考えると、案外このままの方が良いかもしれない。