確かに、人を指さすのは行儀が悪いと注意したことはあった。
でも、だからって、どうしてこんな極端に走ってしまったのか。
「指さすより悪いことだって、分からなかったのか?」
血まみれのナイフを持ったまま、そいつは小さく頷いた。