密かにずっと好意を寄せていた子が、急に遠くに引っ越すことになった。
僕は思いを伝えようと、凍えそうな寒さの中、彼女の家に行った。
でも結局伝えられず、代わりに二人で冬の欠片を集めて、思い出の結晶を作った。
これが溶けてなくなる頃には彼女の残り香も消えてしまうと思うと、とても寂しい。