自分の中に鬼が棲んでいることは知っていた。
でも私はその鬼を閉じ込めたままにできると思っていた。
何重にも鍵をかけて決して出られない檻に閉じ込めておいたのに。
どうしてこうも簡単に、あいつは外に出てきてしまったのだろう。