私はもう、天才と呼ばれることに辟易してしまった。
もちろん評価されることは嬉しいが、過度な期待は罵詈雑言と変わらない凶器だ。
だから私は天才であることを止め、バカに徹することを決めた。
しかしいざやってみると、紙一重の壁はとても高くて分厚いものだった。