耳を澄まさずとも彼の鼓動が聞こえそうなほど、周りが静寂に包まれていた。
自分の息遣いがいつも以上に大きく聞こえた気がした。
いや、実際に平常よりも息が荒いのだろう。
それだけ今の私は興奮……ではなく、緊張しているという証拠だ。