私にとって恐怖という感情は不要なものだった。
恐怖が危険を示すサインだったとしても、別に私はいらない。
危険な状況に躊躇して足が竦むことこそ、私にとっては愚の骨頂。
命を粗末に扱えるくらいじゃなければ、この先の危険は乗り越えられない。