お仕えして随分と経つけど、未だにご主人様の姿を見たことがない。
ずっと書斎から出て来ずに、用事がある時は書斎の前に紙が置かれる。
ご飯も書斎の前に置いておくといつの間にか中身が空になっている。
よく労いの言葉をいただけるけど、やはり書斎の前に紙で置いてあるだけなのだ。