随分と丁寧な幽霊だなと思った。
壁をすり抜けられるのに、律儀に玄関から入ってきた。
しかも「夜分遅くにすみません」という挨拶まで欠かさない始末。
まあ、どんなに丁寧でも怖いことに変わりはないのだけど。