ホラ話をホラーっぽく語ることで警告をうながせる……なんてことはないね

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
僕は誰かに追われていた。なぜ追われているのかはよく分かっていないが、彼らに捕まったら終わりだということは分かっていた。

彼らはみな武器を持っている。射撃用の武器も持っているので、逃げている最中にも撃たれる。当たったら終わり。

必死で逃げているのだけれど、どうしても逃げ切ることができなくて、最終的には捕まって殺され……



……そうになる直前で目が覚めた。

よくドラマや漫画だと怖い夢から覚めた直後はやたらと息が上がっているものだが、あれほど露骨ではなくても、心臓の動悸が激しい状態ではあった。

しかししょせん、夢は夢。現実に起こったことではない。

だから僕は再び眠りについた。



またしても僕は怖い夢を見た。

先ほどとは違うのだが、やはり殺されそうな状況に置かれていて、逃げ回っていたり恐怖に怯えたりしているうちに、結局は殺されそうになる。

しかし前回と同じく殺される直前で目が覚めて、やたらと心臓がドキドキしている。

また夢か……と認識して、もう一度眠りにつくと、今夜は厄日だと言わんばかりに再三にわたって殺されそうになる夢を……







そんなことが、つい先日ありました。ホラっていうか夢の話なんですけど。

僕はわりと眠りが浅くて、普段から夜中に何度も目を覚ます傾向にはあるのですが、あれだけ何度寝ても似たような怖い夢を見るってのはなかなかないですね。

何やっててもとりあえず殺されそうになるってところが嫌ですね。強迫観念にでも負われてんのかな。

これのせいで体調崩したってことはないと思うんですけど、それ見た日とその次の日……まあ一昨日と昨日のことですが、会社を休んでしまいましたとさ。



何はともあれ、しょせんは他人の夢の話。どうでもいいことには変わりない。

しかし、だからと言って油断はしない方がいい。

もしかしたら今夜、次はあなたが同じ目にあうかもしれないのだから……。






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