この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
君慌てたもうことなかれ 昨日、こんな記事を見つけました。

高専はすごいかも知れないが行くのは止めておいたほうがいい



ふーむ、なるほどね〜。僕も高専を出た身ですけど、確かにそういうものなのかもしんないですねー。

五年間クラスが固定だと、小さなコミュニティで多感な時期を過ごすことになるか……普通高校に比べたらそうなんでしょう。

でも僕の行ってた高専は、そのことを考慮してたからだと思うんですが、専門授業の少ない一、二年生のときは、全部の学科がミックスされてクラスが形成されてました。おかげで、僕は部活に入ってなかったけど、他の学科の子とも仲良くなれた。専門授業のときは教室移動して同じ学科の仲間同士で交流が深まるから、別の学科のクラスメイトを通して、友達の友達みたいな感じで、他のクラスの他の学科の子とも仲良くなれたりしました。

修学旅行なんかも二年生のときにあったから、他の学科の人たちとワイワイやりながら、いかにもな修学旅行の夜とか過ごすことができるわけですね。

修学旅行の夜といえば、ほら、定番のあれよ。「お前好きなやついんの?」「え? マジ? 同じクラス?」「誰だよ、言っちゃえよー」みたいな。

僕らもそんな感じの、学生ならではのノリが夜な夜な繰り広げられ……なかったな、思い返してみれば。

ま、まあ、あれだ。高専は女の子が少ないからね……あとは察しろ。



技術を馬鹿にする風潮が蔓延してたかどうかは、ちょっと分かんないです。まあ確かに「俺は高専でたくさんの技術を身に着けるんだ!」「夜明けのエンジニア王に俺はなる!」みたいな意気込みを持って入学してくる人は、そんなに多くないかもですけどね。僕自身「何か高専ってすごそうじゃね? 具体的に何がどうすごいのかよく分かんないけど。メカトロニクス? 何それ、おいしいの?」くらいの感じで進路決めましたし。

でも技術に対して真面目な態度でいても「マニい」とは言われてなかったかなぁ。マニいって面白い言葉だな。マニい。

真面目に勉強して成績が優秀な人は、馬鹿にされるっていうよりは、頼られやすかったですかね。専門授業が増えて来ると、提出しなきゃいけないレポートも自然と増えて来るんですが、真面目に勉強しない人は、人のレポートを写すことにとにかく全力を出しに行くんで、できる人のレポートってのはお宝なんですな。何でもお宝鑑定団に出したら高額間違いナッシングなレベルです。

普通高校や他の高専の実態ってのはあまり分かりませんけど、僕のいたとこはとにかくもう、レポートは他人のを写す、テストは先輩から過去問をもらって一夜漬けで乗り切るのが当たり前っていう人が多かったので、そういう意味じゃ、ろくでもない人間にはなる危険性があるかもしれない。そういう僕も、レポートは写させてもらう側の人間だったので、偉そうなことは言えねーですが。



ただあれだねぇ……そうやって人のレポートを写すことに慣れちゃった人は、後々苦労するかもしれない。僕もそうだった。

僕は高専を卒業した後は就職せずに大学三年に編入したんですけど、途中から入るわけですから、周りに友達なんていないわけですよ。周りのみんなは一年生の頃から仲良くしてるから、すっかり輪ができ上がっちゃってるんですね。で、これは高専を出たせいか分かんないですけど、確かに僕はコミュニケーション能力が結構残念な感じなんで、その輪の中に自分から入ってくことができなかった。

そうなると当然一人じゃないですか。周りに頼る人もいない。レポートが出ても一人でやることになる。高専にいたときは人のを写してばっかりだった自分が「あれ? 俺ってこんなやつだったっけ?」と思うくらい、孤軍奮闘でレポートを書くことになる。愛と勇気と図書館だけが友達の日々が続いてた。

いや、まあ、本来自分の力でレポートやるのが当たり前なんですけどね。写せないことに不満を覚えてる方があれなんですけど……慣れって怖いよねー。

僕の場合は幸い、大学三年の最初の期末試験が終わったときに、輪ができ上がっちゃってた人たちから「これから飲みに行くんだけど、君も良かったら一緒に来ない?」的な言葉をかけていただいて、それをきっかけに友達ができて、レポートもみんなで一緒に図書館でやったりするようになりました。でもあれがなかったら、大学時代はずっと一人だったんだろうね……もこっちもビックリするくらいに。

そうは言っても、僕の履修してる授業のほとんどは他のみんなと違ってたので、結局大学では一人でいることが多かったですけどね^^;



ちょい脱線しちゃいましたね。さーせん。

僕としては、高専はぜひ行くべきだとも絶対に止めといた方がいいとも特に思ってないですが、僕みたいに適当なノリで行くくらいなら、普通高校に進学しても結果は大して変わらないとは思います。むしろ普通に進学した方が、後々の選択肢は広いのかもしれない。

まあ、冒頭で仙道さんもおっしゃってますが、まだ慌てる時間でもないと思うんでね。学生は今夏休みでしょ? 考える時間はたっぷりあると思うんす。

僕なんて、高専行くって決めたの、願書出す直前でしたからね。それまでは自分自身、普通高校に行くもんだとばかり思ってました。

願書を提出するちょっと前くらいに三者面談があったんですけど、その三者面談の二、三日前くらいでしたかね。高専に行くことを決めてた友達が学校案内のパンフレットを持ってたんで、それ見せてもらったんですよ。そしたら、さっきも出て来ましたけど「メカトロニクス? 何それ? 何かすごそう」みたいな感じになって、気づいたら三者面談で高専に行くって宣言してました。

担任「じゃあ君は当初の予定通り普通高校への進学ということで……」

俺「あ、俺、高専行くんで」

親・担任「え!?(聞いてねーぞバーロー)」

こんな感じでしたからね。

僕は大学もこんな感じで決めちゃったんであれなんですけど、今から悩んどけば、さすがにこんなことにはならないでしょうから、じっくり考えれば良いと思います。じっくり考えて出した結論なら、それが高専だろうが普通高校だろうが、悪い結果にはならねーですよ、きっと。






一つだけはっきり言えるとしたら、女の子と机を並べて勉強したいなら、高専はオススメできないってことくらいですかねぇ……逆に女の子の場合は、男がよりどりみどりってこともあるかもしれない。僕の知り合いに高専に行ってた女の子がいるんですけど、その子は失礼ながら全体的に普通レベルの子なんだけど、自分以外にほとんど女子がいなかったこともあってか、もんのすげーモテたって言ってた。モテ期が到来してたらしい。

や、決してふざけてるわけじゃなくてね? 隣の席に可愛い子がいた方が、モチベーションが上がって勉学に励むかもしれないしね。仮に自分の好きな子があまり成績良くなかったら、頑張って良い成績取ってその子に勉強教えてあげたいっていう思いが、力になるかもしれないし。

そういう青春も、良いもんじゃん?