MySQL Workbenchのdelayed-insertエラー

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
セキュリティ的にはphpMyAdminより安全?

この記事を三行にまとめると

はいそこ「今さら?」とか言わなーい
上手くエクスポートできませんでした
ファイルを修正する必要があります
最近、phpMyAdminの代わりに、MySQL Workbenchを使い始めました。はいそこ「今さら?」とか言わなーい。

まだそんなに使いこなせてはいません。テーブルの作成とかデータの参照とか、インポート、エクスポートをやる程度です。まあphpMyAdminでも、基本的にはその四つくらいしかやってませんでしたけど。

んで、そのデータのエクスポートに関してなのですが、最初やった時は、こんなエラーが出て、上手くエクスポートできませんでした。

mysqldump error unknown variable ‘delayed-insert=false’

具体的なエラーの内容はよく分からないんですが、delayed-insertっていう変数はねーよ的な?ことでしょうか。

もしこんなエラーが出てきたときは、「wb_admin_export_option.py」というファイルを修正する必要があります。

MacとWindowsでファイルの置き場所が違うんですが、ファイル検索で探すなりなんなりして、このwb_adminなんちゃらファイルを編集します。ちなみにMacだとMySQLWorkbench.appを右クリックして「パッケージを表示」を選択すると、パッケージの中身が見れるので、その中のContensというフォルダの中のResourcesというフォルダの中のpluginsというフォルダの中にあります。Windowsだと、確認はしてないんですが、Cドライブの中のProgram Filesの中のMySQLの中のMySQL Workbenchの中にmodulesというフォルダがあるようなので、その中にあるっぽいです。間違ってたらすみません。

上の文、読みにくいと思うんで、ちょっと整理しましょ。

//Mac
MYSQLWorkbench.app/Contents/Resources/plugins

//Windows
C:\Program Files\MySQL\MySQL Workbench\modules

こんな感じっす。

wb_admin_export_option.pyが見つかったら、それをテキストエディタで開きましょう。どんなエディタでも良いです。たぶん。

ファイルを開くと、中にこんな一文が見つかると思います。

"delayed-insert":["Write INSERT DELAYED statements rather than INSERT statements.","FALSE", "BOOL", ("5.0.0", "5.6.6")],

バージョンによって多少違うかもしれませんが、「delayed-insert」から始まる一文があるはずなので、それをコメントアウトする。コメントアウトするには「#」を使います。

#"delayed-insert":["Write INSERT DELAYED statements rather than INSERT statements.","FALSE", "BOOL", ("5.0.0", "5.6.6")],

これでMySQL Workbenchを再起動すれば、エラーは出なくなります。




まだ使い始めたばかりなんで、他にもこの手のエラーが潜んでいるかもしれないんですが、今のところ未確認なので、もし出たら、また追記していきますね。

このMySQL Workbench、phpMyAdminと大きく操作が違うわけではないので、いきなり変えたからと言って、慣れるのに時間がかかることはないという印象です。個人的には、画面をタブで開けるってところが、phpMyAdminよりは使い勝手良いな〜と感じました。テーブルごとのレコード結果を、タブを切り替えるだけで見れるし。他にも便利な点は、探ればいろいろありそうです。
 もしかしたら何か関連しているかも? 
 みんなからのコメント 
2017年10月03日 18:00:34
ありがとうございます。
今更ですけど(笑)
たすかりましたよー。
2017年10月03日 22:10:17
まっち~(管理人)
>CYBACCHUSさん
はいそこ「今さら」とか言わなーい(笑)
ともあれ、お役に立てたみたいで良かったです。