人工的に雨を降らせた場合、それって天気雨になるん?

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
6月になりましたねー。

何かもう梅雨入りしたんですって? いつもこんなに早かったんだっけか。



6月と言えば梅雨、梅雨と言えば雨が多くて湿気も多くてカビが生えやすくて洗濯物が外に干しにくくて天が轟き大地が唸り泣く子は黙り引きこもりはさらに引きこもるという、まあそんな月ですよね。

僕も引きこもりには拍車をかけます。ええ、かけますとも。普段から休日は家にこもっていて外に出るといえば近くのスーパーとかコンビニに食べ物を買いに行くくらいなもんですが、もうそれすらも止めてひたすらココイチの出前を頼んじゃう。それくらい引きこもってやるわ。

別に雨が嫌いなわけじゃないんですけどね。かんかん照りの晴れよりは曇りとか雨の方が過ごしやすいと思ってはいるんですが、まあ、室内での話ですからね。そっちの方が若干室内も涼しい気がするっていう程度の話で、やっぱり雨の日に外出するのは億劫ですな。



そういや雨で思い出したんですけど、天気雨のことを「狐の嫁入り」って言いますよね。言うんですよ。そういう小洒落たネーミングがついてるんですよ。

天気雨っていうのは、空は晴れているのになぜか雨が降っているという現象で、一見不思議な光景に見えますが、夢のない話をすると、雨が地面に到達する前に雲がどっかに行っちゃったっていうだけの話で、天変地異の前触れとか世界の終わりとか宇宙人の仕業とか人類補完計画の始まりとか、そんなことは全くないです。

そんな天気雨のことを何で狐の嫁入りと言うのかってーと、天気雨のときには狐が嫁入りするっていう、俗信というかおとぎ話みたいなものが昔あったからなんですね。そのまんまって感じがしますけど、天気雨のときに動物が嫁入りするっていう伝承みたいなものは、狐以外にもいろいろあるらしいんですよ。

日本だと狐だけどアフリカだと猿だったり韓国だと虎だったり、トルコに至っては悪魔が結婚するなんて話があるらしいです。悪魔まで来ちゃうと何でもありですね。悪魔って結婚すんの?

まあ……何だろうね。動物界(悪魔界も)では、雨の日に結婚をするのが縁起が良いのかな。



でも考えてみたら、人間だってそうだよね。

ほら、あれですよ。ジューンブライド。

6月に結婚するとそのカップルは幸せになれるっていうあれ。

運動会と結婚式はできれば雨の日は避けたいっていうのが人の心理なんじゃないかって僕なんかは思ってしまうんですけど、でもやっぱり人間界でも、本当は雨の日に結婚する方が縁起が良いんですかね。

6月と言えば梅雨、梅雨と言えば雨が多くて湿気も多くてカビが生えやすくて洗濯物が外に干しにくくて天が轟き大地が唸り泣く子は黙り引きこもりはさらに引きこもりたいと思っているのにそんな月に限って祝日が一日もないという月ですが、そんな憂鬱な気分を吹き飛ばすくらいの思いを持って結婚すれば一生幸せになれるに決まっている。

ジューンブライドっていうのは、そういうものなのかもしれないですね。






まあ、どうしてジューンブライドなんて言い伝えが生まれたのかは、調べれば分かります。今の世の中、ググればたいていのことは分かるようにできていますからね。

本当に雨が関係あるのか。そもそも6月が梅雨の時期なのは世界的な話なのか。そしてジューンブライドの影に潜む女神の存在。ヨーロッパの厳しい戒律。はたして気になるあの子の好きな相手とは!?



本当に、便利な世の中になったもんですね。

ま、雲がなくても人工的に雨を降らせることができる世の中だもんね。狐たちも嫁入りしやすい時代になったのかねぇ。
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