この記事を三行にまとめると
無能な上司が有能な部下を持った指示出せば鐘鳴りまくる法隆寺
いろんな孔明を集めてみた
書こう書こうと思っていて、ついぞ忘れていたことなんですが……まあ、言いたいことはタイトルの通りです。
現在の僕には部下と呼べる人はいないんですが、つい先日(今年の2月)まではインターン生が一人おりまして、僕と一緒にウェブサービスの開発をやってました。
正社員ではなくインターンだったので、もちろん仕事はしてもらいますけど、半分は勉強のために来ていたってのもあったと思うんですよね。だから僕が何か教えられることがあれば教えてあげられれば良かったんですけど、ぶっちゃけ、何にも教えなくても勝手にどんどん学んでくし、こっちがちょっと指示出せば期待以上の成果が返って来るしで、ほとんど何も教えられませんでした。打てば響くなんてレベルじゃない。指示出せば鐘鳴りまくる法隆寺ですよ(?)
その子はウェブデザイナーというポジションにいたんですが、本人がプログラムも覚えたいと言っていたので、機会があればPHPの開発業務でもやらせてみようかなーなんて思ってたんです。思いつつもなかなかその機会を与えてあげられなかったのですが、そんな矢先、外注の仕事が一件舞い込んで来たんですよ。うちは自社サービスを売ってる会社なんですけど、たま〜に外注の仕事もある。たま〜にね。
で、ちょうどそのとき、僕が自社サービスの開発で手一杯だったので、たいした規模の開発じゃないからってことで、その仕事をインターンの子に投げてみたんですよ。とはいえ、彼はPHPをほとんど触ったことがない状態だったから、僕が細かく進捗状況を確認しつつ、分からないところはフォローしたり教えたりして、まめにレビューや動作確認をしながら、最終的に納品まで持ってく予定でした。
ところが、その予定はもろくも崩れ去りました。
彼は、あまりにも有能だったのです。
PHPもさることながら、CakePHPも初めて触るという、普通なら外注の仕事をメインで任せるには明らかに早いだろうっていうくらいの状態だった彼なのに、もうね、レビューするたびにどんどんできてくの。「あれ? もうそんなとこまで作っちゃったの?」みたいな。
気がついたらウェブサイトが完成してました。
僕の出番はほとんどなし。お客さんへのレビューすら、僕の代わりにその子が客先に行って説明してくれるというアフターケアつき。彼がどれだけ有能か分かりますね。そして僕がどれだけ無能かが浮き彫りになっちゃいましたね。いや〜参った参った。マチコ先生もビックリだよ。
上司が人を育てることに関して無能な場合、部下は育ちにくいかもしれません。「あの人の下にいてもスキルが上がんねーよ」みたいな感じで。今回の彼のように、一人で勝手に育ってく場合もありますけどね。
しかしなんつーか、逆説的な考えとして、部下が有能で勝手に育ってく場合、上司は育ちにくいのかもしれません。「あの人が下にいるとスキルが上がんねーよ」みたいな感じで。ま、本人次第ですけどね、そういうのは。僕みたいに勝手に育ってくならあまり面倒見なくていいやって考えだと、上司としてのスキルは上がらない。
それが、僕の今後の課題ですかね。次に来る部下がどんなに優秀だったとしてもちゃんと面倒を見るように心掛ける、みたいな。何も会社とか組織ってとこは、上司が部下を育てるだけの場ではないですからね。部下が上司を育てることだってあるでしょう。特に僕は、部下を持った経験が絶対的に不足しているので、部下に育ててもらう機会をもっと持った方が良いかもしれない。
何にせよ、今回の教訓としては、親がなくとも子は育つと言うけれど、優秀な子を持つと親は苦労することがあるってとこですかね。
子供はちょっと手がかかるくらいが可愛いって、よく言うもんね。
現在の僕には部下と呼べる人はいないんですが、つい先日(今年の2月)まではインターン生が一人おりまして、僕と一緒にウェブサービスの開発をやってました。
正社員ではなくインターンだったので、もちろん仕事はしてもらいますけど、半分は勉強のために来ていたってのもあったと思うんですよね。だから僕が何か教えられることがあれば教えてあげられれば良かったんですけど、ぶっちゃけ、何にも教えなくても勝手にどんどん学んでくし、こっちがちょっと指示出せば期待以上の成果が返って来るしで、ほとんど何も教えられませんでした。打てば響くなんてレベルじゃない。指示出せば鐘鳴りまくる法隆寺ですよ(?)
その子はウェブデザイナーというポジションにいたんですが、本人がプログラムも覚えたいと言っていたので、機会があればPHPの開発業務でもやらせてみようかなーなんて思ってたんです。思いつつもなかなかその機会を与えてあげられなかったのですが、そんな矢先、外注の仕事が一件舞い込んで来たんですよ。うちは自社サービスを売ってる会社なんですけど、たま〜に外注の仕事もある。たま〜にね。
で、ちょうどそのとき、僕が自社サービスの開発で手一杯だったので、たいした規模の開発じゃないからってことで、その仕事をインターンの子に投げてみたんですよ。とはいえ、彼はPHPをほとんど触ったことがない状態だったから、僕が細かく進捗状況を確認しつつ、分からないところはフォローしたり教えたりして、まめにレビューや動作確認をしながら、最終的に納品まで持ってく予定でした。
ところが、その予定はもろくも崩れ去りました。
彼は、あまりにも有能だったのです。
PHPもさることながら、CakePHPも初めて触るという、普通なら外注の仕事をメインで任せるには明らかに早いだろうっていうくらいの状態だった彼なのに、もうね、レビューするたびにどんどんできてくの。「あれ? もうそんなとこまで作っちゃったの?」みたいな。
気がついたらウェブサイトが完成してました。
僕の出番はほとんどなし。お客さんへのレビューすら、僕の代わりにその子が客先に行って説明してくれるというアフターケアつき。彼がどれだけ有能か分かりますね。そして僕がどれだけ無能かが浮き彫りになっちゃいましたね。いや〜参った参った。マチコ先生もビックリだよ。
上司が人を育てることに関して無能な場合、部下は育ちにくいかもしれません。「あの人の下にいてもスキルが上がんねーよ」みたいな感じで。今回の彼のように、一人で勝手に育ってく場合もありますけどね。
しかしなんつーか、逆説的な考えとして、部下が有能で勝手に育ってく場合、上司は育ちにくいのかもしれません。「あの人が下にいるとスキルが上がんねーよ」みたいな感じで。ま、本人次第ですけどね、そういうのは。僕みたいに勝手に育ってくならあまり面倒見なくていいやって考えだと、上司としてのスキルは上がらない。
それが、僕の今後の課題ですかね。次に来る部下がどんなに優秀だったとしてもちゃんと面倒を見るように心掛ける、みたいな。何も会社とか組織ってとこは、上司が部下を育てるだけの場ではないですからね。部下が上司を育てることだってあるでしょう。特に僕は、部下を持った経験が絶対的に不足しているので、部下に育ててもらう機会をもっと持った方が良いかもしれない。
何にせよ、今回の教訓としては、親がなくとも子は育つと言うけれど、優秀な子を持つと親は苦労することがあるってとこですかね。
子供はちょっと手がかかるくらいが可愛いって、よく言うもんね。