鳴かぬならあなたはどうするホトトギス

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
最高だった・・・

この記事を三行にまとめると

鳴かぬなら私が鳴こうホトトギス
鳴かぬならそのお姿をPhoto to Geese
鳴くよりも飲んで忘れろホトトギス
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……日本を代表する歴史上の人物たちの性格を表した、有名な句がありますよね。

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス
鳴かずとも鳴かせてみせようホトトギス
鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス

殺してしまえは信長ですね。信長の短気な性格を表しているのかな。鳴かせてみせようは秀吉。創意工夫を得意とする秀吉の知恵者らしさが出てますかね。鳴くまで待とうは家康です。これも、忍耐強く天下を取るチャンスを待った家康を的確に表現していると言えるでしょう。

有名なのはこの三句ですが、これ以外にも実は、ホトトギスを使った句が存在するらしいんですね。

鳴け聞こう我が領分のホトトギス
鳴かぬならそれもまた良しホトトギス

一つ目は加藤清正。これは……何ですかね。「聞いてやるからとりあえず話してみそ?」っていう、飲み屋で愚痴を聞いてくれる上司的な感じを表してるんですかね。義に厚い武将だったらしいですからね、清正。

二つ目は、あのパナソニック(松下電器)を創った松下幸之助が残した句だそうです。こっちもまた、らしい句って感じがしますね。小さなことは気にしないというか。こまけえこたぁいいんだよって感じ? あれは本田宗一郎か。

何はともあれ、このホトトギスの句を使えば、いろんな性格を的確に表すことができるっちゅー話ですね。他にも、いろんなパターンが考えられるのではないでしょうか。



・鳴かぬなら私が鳴こうホトトギス
自己犠牲の精神に溢れた人物なんでしょうな。

・鳴かぬなら何をすべきかホトトギス
常に次に取るべき行動を考えている。思慮深い人ですね。軍師に向いてるかも。

・鳴かぬならあいつを鳴かそうホトトギス
責任をなすりつける癖があるのか、それとも、できることはできる人に任せようという、適材適所を重んじるタイプなのか……。

・鳴かぬけど飛んで羽ばたくホトトギス
できないことはやらない。できることを精一杯やる。そんな人。

・鳴かぬならただの用無しホトトギス
使えない奴は切り捨てるタイプかな。若干、信長に近い性格をしているかもしれん。

・鳴かぬなら無理やり鳴かすぞホトトギス
君がッ、鳴くまで、殴るのをやめないッ!

・鳴かぬならどうすれば鳴くのか考えたいところだけどそもそも鳥の生態について詳しくないしどうすれば良いのか皆目見当がつかないから誰か詳しい人を連れてきてくださいホトトギス
字余りッッッ!!

・鳴けるよね?その気になればホトトギス
お前はやればできる子だ! やればできる。絶対できる。だからこそ、ネバーギブアップ!

・鳴かずとも生きてはゆけるホトトギス
できないこと、やりたくないことを、無理にやらなくたって良い。それでも明日はやってくる。肩の力を抜いてのんびり行こうじゃないの。

・鳴かしたら先生に言うホトトギス
鳴ーかしたー鳴ーかしたーせーんせーに言ってやろー

・泣かないでお前に涙は似合わない
紳士? それとも、フラれて落ち込んでいるところに漬け込むタイプ?

・鳴かぬならそのお姿をPhoto to Geese
Geeseはガチョウ(の複数形)です。



ううむ、やはりいろんなパターンがありますねー。終盤はホトトギスが出てきてない気がするけど。

せっかくだから、俺も一句残しとこう。



鳴くよりも飲んで忘れろホトトギス
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