この記事を三行にまとめると
そんなに全力で揚げ足を取りにいかなくても良いんじゃない?知らないうちに結構な数の粗相をしているのかもしれない
マジ卍
例えば目上の人に敬語を使うのは相手に敬意を払うことが目的なのであって、日本語を正しく使えることがメインの目的ではないと思うんですよ。いや、もちろん正しい日本語を使うことは大事よ? でも何と言いますか……ビジネスマナー的なのもそうだけど、よく槍玉に上がる「了解しました」と「承知しました」のやつって、その目的からはずれてしまっている部分もあるような気がします。
マナーは相手を不快にさせないための行為であって法律ではないわけですから、よほど失礼な態度を取らなければ多少のゆらぎは気にしなくて良いと思うんですけどね。今はそれが過敏になりすぎているような気がしなくもないです。「そんなに全力で揚げ足を取りにいかなくても良いんじゃない? どんだけ神経尖らせんだ。切れたナイフかよ?」と思わなくもない。むしろここぞとばかりにマウントを取りに行く方が相手を不快にさせてしまうんじゃないかしら。
まあそんなことを言いつつ、僕も揚げ足を取っちゃうことはありますけどね。ちょっとおふざけで「おいおい、それ使い方ちげーだろ」「ふひひ、さーせん」的なやり取りができれば良いかなと思って言ってるつもりなんだけど、必ずしも相手もそういうノリだなと思ってくれてるとは限らないですからね。内心イラっとしてるかもしれない。僕が揚げ足を取られる分には全然構わないのですが。
僕は自分の部下から「了解しました」って言われたところで「何だよこいつ」とは思わないです。もっと言えば「了解っす」「オッケーです」くらいでも別に不快に思うことはない。これみよがしに舌打ちしながら「マジめんどくせーっすけど了解っすわ。チョリーッス」とか言ってきたらさすがに「ちょ、待てよ」ってなりますよ。でもビジネスの場でそんな極端な返しをしてくる人はめったにいないと思う。分かったという意を示してもらえれば、よほどふざけた態度じゃない限りあまり気にはならないでしょう。
でも自分がそうだってだけで、中には「了解しました」って言われたらイラっとくる人もいるかもしれない。「何でこいつ承知しましたって言わねーんだよ。マジ卍だわ」とか思う上司もいるかもしれない。まあマジ卍とか使っちゃう上司に言葉遣いがどうとか言われたくないだろうけど。あと使い方間違ってるんじゃないかな、たぶん。
自分はよくてもってのは難しいところですよね。僕は年下の人がタメ口で話してきたって特に何とも思わないけど、全ての人がそうってわけじゃないから、仮に僕の部下が僕に対してタメ口で話すことは許容しても、社外の人に対してもその態度だと困るから、結局は注意しなきゃいけないんだろうし。
案外「了解しました」と「承知しました」とかもそんな感じで浸透していくのかもしれないですね。最初はネットで誰かがちょろっと言い出しただけでも、それがどんどん拡散していき、いろんな人の目に届くようになる。すると自分は了解しましたって言われても気にならないって人も、自分以外の人にはちゃんと承知しましたと言ってもらわないと相手を怒らせるかもしれないから、上司として口うるさく注意しなきゃいけないとみんなが思うようになり、気がついたら世間一般のビジネスマナーにまで発展してしまった。実は多くの人が内心あまり気にしてないのに気にせざるを得なくなっちゃった、みたいなね。幻想に踊らされてる的な感じ。
こういうのってしっかりと学ぶ機会がある人とない人が出てきちゃうと思うんで、差をなるべくなくすような環境がほしいですよね。上司に対してお辞儀するようにハンコを押さなきゃいけないとか、どのタイミングで学ぶのよって話よ。俺は一度も教わったことねーぞ? ある程度大きな企業なら新人研修とかでそういうのをきっちり身につけさせられるのかもしれないけど、僕は大きい会社で働いた経験がないから、たぶん平均よりもビジネスマナーを知らないと思います。だから知らないうちに結構な数の粗相をしているかもしれない。本音を言えば、ハンコをまっすぐに押したくらいで普段から上司にお辞儀の一つもできない人だとかそんわけねーだろって思っちゃいますけどね。反対にハンコの角度や瓶ビールのラベルの向きについていちいちうるさく言われる方が、この人を敬いたいとか頭を下げたいって気持ちが薄れてしまうような……?
ようするに何が言いたいのかってーと、細かいところまで気にするなら相手が粗相をしたタイミングで「これだからゆとりは……」とか言うんじゃなく、そうなる前に徹底的に教育したら良いと思うし、そうでないならあまり細かいことは気にせずいこうぜってことですよ。そんなに神経尖らせてたら胃に穴空いちゃうぜってことですよ。もっと楽にいこうぜという話。
言葉ってのは難儀なツールよね。正しい言葉もよく分からんし、若者が次々と生み出す新しい言葉もよく分からんし、未だにエモいの使い方もよく分からんし……。
日本語はほんとムズカシーっすね。マジ卍
マナーは相手を不快にさせないための行為であって法律ではないわけですから、よほど失礼な態度を取らなければ多少のゆらぎは気にしなくて良いと思うんですけどね。今はそれが過敏になりすぎているような気がしなくもないです。「そんなに全力で揚げ足を取りにいかなくても良いんじゃない? どんだけ神経尖らせんだ。切れたナイフかよ?」と思わなくもない。むしろここぞとばかりにマウントを取りに行く方が相手を不快にさせてしまうんじゃないかしら。
まあそんなことを言いつつ、僕も揚げ足を取っちゃうことはありますけどね。ちょっとおふざけで「おいおい、それ使い方ちげーだろ」「ふひひ、さーせん」的なやり取りができれば良いかなと思って言ってるつもりなんだけど、必ずしも相手もそういうノリだなと思ってくれてるとは限らないですからね。内心イラっとしてるかもしれない。僕が揚げ足を取られる分には全然構わないのですが。
僕は自分の部下から「了解しました」って言われたところで「何だよこいつ」とは思わないです。もっと言えば「了解っす」「オッケーです」くらいでも別に不快に思うことはない。これみよがしに舌打ちしながら「マジめんどくせーっすけど了解っすわ。チョリーッス」とか言ってきたらさすがに「ちょ、待てよ」ってなりますよ。でもビジネスの場でそんな極端な返しをしてくる人はめったにいないと思う。分かったという意を示してもらえれば、よほどふざけた態度じゃない限りあまり気にはならないでしょう。
でも自分がそうだってだけで、中には「了解しました」って言われたらイラっとくる人もいるかもしれない。「何でこいつ承知しましたって言わねーんだよ。マジ卍だわ」とか思う上司もいるかもしれない。まあマジ卍とか使っちゃう上司に言葉遣いがどうとか言われたくないだろうけど。あと使い方間違ってるんじゃないかな、たぶん。
自分はよくてもってのは難しいところですよね。僕は年下の人がタメ口で話してきたって特に何とも思わないけど、全ての人がそうってわけじゃないから、仮に僕の部下が僕に対してタメ口で話すことは許容しても、社外の人に対してもその態度だと困るから、結局は注意しなきゃいけないんだろうし。
案外「了解しました」と「承知しました」とかもそんな感じで浸透していくのかもしれないですね。最初はネットで誰かがちょろっと言い出しただけでも、それがどんどん拡散していき、いろんな人の目に届くようになる。すると自分は了解しましたって言われても気にならないって人も、自分以外の人にはちゃんと承知しましたと言ってもらわないと相手を怒らせるかもしれないから、上司として口うるさく注意しなきゃいけないとみんなが思うようになり、気がついたら世間一般のビジネスマナーにまで発展してしまった。実は多くの人が内心あまり気にしてないのに気にせざるを得なくなっちゃった、みたいなね。幻想に踊らされてる的な感じ。
こういうのってしっかりと学ぶ機会がある人とない人が出てきちゃうと思うんで、差をなるべくなくすような環境がほしいですよね。上司に対してお辞儀するようにハンコを押さなきゃいけないとか、どのタイミングで学ぶのよって話よ。俺は一度も教わったことねーぞ? ある程度大きな企業なら新人研修とかでそういうのをきっちり身につけさせられるのかもしれないけど、僕は大きい会社で働いた経験がないから、たぶん平均よりもビジネスマナーを知らないと思います。だから知らないうちに結構な数の粗相をしているかもしれない。本音を言えば、ハンコをまっすぐに押したくらいで普段から上司にお辞儀の一つもできない人だとかそんわけねーだろって思っちゃいますけどね。反対にハンコの角度や瓶ビールのラベルの向きについていちいちうるさく言われる方が、この人を敬いたいとか頭を下げたいって気持ちが薄れてしまうような……?
ようするに何が言いたいのかってーと、細かいところまで気にするなら相手が粗相をしたタイミングで「これだからゆとりは……」とか言うんじゃなく、そうなる前に徹底的に教育したら良いと思うし、そうでないならあまり細かいことは気にせずいこうぜってことですよ。そんなに神経尖らせてたら胃に穴空いちゃうぜってことですよ。もっと楽にいこうぜという話。
言葉ってのは難儀なツールよね。正しい言葉もよく分からんし、若者が次々と生み出す新しい言葉もよく分からんし、未だにエモいの使い方もよく分からんし……。
日本語はほんとムズカシーっすね。マジ卍