サルサ・ロハ(赤いサルサ)

おまとめ三行

「パンチ力」を「パンチ力」じゃなくて「パンチカ」と読み間違えました
ミルコ・クロコップってパンチ力どれくらいあんのかな?
上の画像は「サルサ・ロハ(赤いサルサ)」
日本語はひらがな、カタカナ、漢字を使い分けなきゃいけないので大変だと思う反面、だからこそ良いという部分もある。

例えば以下の一文。

「パンチ力」を「パンチ力」じゃなくて「パンチカ」と読み間違えました

これは会話の中でだったら何も戸惑うことはないのだけど、文字だけだと何を言ってるか分からないかもしれない。結論を言うと上の三つの「パンチカ」のうち、前の二つの「カ」は漢字の「力」で、最後の一つはカタカナの「カ」である。だからパッと見は一緒だけど読み方は違うわけです。まあ「パンチカ」という単語はないから(あったとしてもおそらく認知度は低いと思う)、パンチ力をパンチカと読み間違えることは少ないかもしれない。この場合のパンチ力がどっちを指しているかはお察しください。

でもここにひらがなの注釈を入れることでこの問題はあっさり解決できる。

「パンチ力(ぱんちりょく)」を「パンチ力(ぱんちりょく)」じゃなくて「パンチカ(ぱんちか)」と読み間違えました

これならパンチ力がどっちを指してるか一発で分かりますね。

つまりひらがな、カタカナ、漢字はバランスよく使う方が言いたいことを相手に伝えられるということです。それはきっと日本語の複雑さゆえのメリットみたいなものなのでしょう。



……みたいなことを思ったんだけど、考えたらそもそも日本語がひらがなやカタカナ、漢字に分かれていなければ「パンチ力(ぱんちりょく)」を「パンチカ(ぱんちか)」と読み間違えることもないわけで、やっぱりこれは複雑さゆえのデメリットなのかもしれない。

たぶん、これがウロボロスってやつですね。

もちろん言うまでもないことですが、このウロボロスのロは漢字の口(くち)ではない。



まあでも実際のところ、同じ単語でもひらがな、カタカナ、漢字で書き分けると違った印象を受けることってありますよね。

例えば「ミルク」をひらがなで「みるく」と書くとどことなくいやらしい感じがしなくもない。漢字で「美留久」と書くと急に人名っぽくなる。実際にそんな名前の人がいてもおかしくなさそうな字面です。

そういえば母親いわく、もし僕が女の子に生まれていたら「みるく」という名前をつけるつもりだったらしいです。どういう字にするつもりだったかまでは聞いてないけど、もしかしたら本当に美留久とかだったのかもしれない。

美留久……キラキラネームってほどではないような気はしますが、でも幼い頃は可愛いかもしれないけど、80歳くらいになった時にその名前をどう感じるかってのはあまり想像したくないですね。病院の待合室で「ミルクさーん」って呼ばれて腰の曲がったおばあさんがどっこらしょって立ち上がったら、たぶんその場にいる人も思わず二度見しちゃうんじゃないかな。「あの人がっ!?」って思わずにはいられないんじゃないかな。まあ世の中には「ミルコ」って名前で強く生きてる人もいますから、別にミルクでも変な名前とは思わないかもしれないですけどね。

でもあれだな……もしも僕が本当に女の子に生まれてミルクって名前をつけられて、将来ミルコ・クロコップと結婚していたら、ミルク・クロコップになっていたんだな。クロコップはリングネームだから正しくはミルク・フィリポヴィッチか。そして生まれてくる子供が男の子でも女の子でもマルコという名前をつけていたかもしれない。マルコって日本だと女の子につける名前だけど、ヨーロッパとかだと男の子につけるからね。母をたずねて三千里の距離を移動した彼もマルコだったはず。

そんな人生も面白かったのかもしれませんが、今のところ性転換する予定もないので、とりあえずみるくとしての人生のことは考えず、この先も強い男として強く生きていこうと思います。ミルコ・クロコップに負けないくらいに。

ミルコ・クロコップってパンチ力どれくらいあんのかな?