ペットサロンにて(フィクション100%)

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
店員「いらっしゃいませー!」

女王「髪をカットしたいんですけど」

店員「え……?」

女王「ですから、髪のカットを」

店員「申し訳ありませんお客様。当店はペットサロンでして、ペットのトリミングは行っておりますが……」

女王「そんなことはもちろん分かっていますよ。だからこうして犬を連れて来ているではないですか」

店員「(きょろきょろ)あの……申し訳ありませんが、どちらに?」

女王「だからここに」

店員「そちらの方は、私には人に見えるのですが」

女王「れっきとした犬ですよ。国家権力の」

店員「……で、ですが、ペットではないですよね?」

女王「いいえ、ペットですよ、私の。ねえ?」

警官「はい! 女王さま!」

女王「素直でよろしい(ビシィ!!)」

警官「ああ!! 幸せです女王さま!! もっとぶって下さい!! この卑しい豚に愛のムチを!!」

女王「犬なのか豚なのかはっきりしないわね。このイエローモンキーが(ビシビシィ!!)」

店員「申し訳ありませんがお客様。そういうのはSMクラブでやってもらえます? 当店はペットサロンなので、ペットに与えるのは痛みじゃなくて癒しなんです」






ってな具合で、ペットサロンで人間の髪をカットしてもらうことは、不可能かな?

不可能か……そうだね、うん。俺が間違ってたよ。
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