東京特許許可局が実在する世界線がどこかにあるかもしれない

特許庁なら楽に三回言える

おまとめ三行

東京特許許可局局長今日急遽休暇許可却下
きょうきゅうきょきゅうきゃきゃきゃきゃっきゃ
名古屋のナナちゃん七度ナデナデやや和む

東京特許許可局といえば、代表的な早口言葉の一つですね。僕は早口言葉の中でも苦手な方です。全然上手く言えねえ。いや、他の早口言葉もそんなに言えないんだけどさ。

この早口言葉は続きがある場合もあります。僕の知ってる限りだと、長いやつで「東京特許許可局局長今日急遽休暇許可却下」とかがあります。ここまでくるとゆっくり言っても言えねえわ。もしこれを流れ星が消えるまでに三回言えたらどんな願いでも叶うと言われても最初から却下するレベルだわ。

この東京特許許可局ですが、実在する機関ではないです。実際に特許の審査などを行なっているのは特許庁です。東京にあるのは確かですが、許可局という名前ではない。

でも特許庁自体も最初から特許庁という名前だったわけではないのです。特許庁という名前になったのは1949年で、それより前は特許局という名前でした。

特許局……特許許可局にちょびっと近い気がしますね。最後が局となっているし。

当然ながら特許局から特許庁へ名称を変える時には何らかの話し合いが行われたと思うのですが、その時、いくつか候補が挙がったと思うんですよ。しょっぱなから満場一致で特許庁だったわけではなくて、特許認定局とか特許審査機関とかもあったかもしれない。

そう考えると、もしかしたらその候補の中に、東京特許許可局という名称もあったかもしれません。でも東京特許許可局は早口で言わなくても言うのが難しい。だからそれを理由に却下されたなんてエピソードも、あったかもしれません。

局長(♂・きゃりあ組)「特許局に変わる何か良い名称はないものか」
局員1(♂・滑舌◎)「そうっすねぇ……東京特許許可局なんてどうです?」
局長「ううむ、とうきょうとっきょきょ、か、きょく……か。悪くないが、言いづらいな」
局員2(♂・スケコマシ)「合コンでどこに勤めてるのか訊かれた時に、すんなりととうきょうとっきょきょきゃきょくって言えないのは嫌ですね」
局員3(♀・きょにゅー)「そうねえ。もしもとうきょうとっきょきょきゃきょきゅになったら、これから局長のこともとうきょうとっきょきょきょきょきゅきょっきょーって言わなきゃいけなくなるものね」
局員4(♂・きょにゅー好き)「それは困りますよ。今日いきなり休暇願を出そうとした時も、とうきょうとっきょきょかきょきゅきょちゅちょーきょうきゅうきょきゅうきゃけかみたいになっちゃいますし」
局員5(♀・きゃわいい)「しかもそれを却下された日には、とうきょうとっきょきょきゃきょきゅきょっきょーきょうきゅうきょきゅうきゃきゃきゃきゃっきゃって報告しなきゃいけないですもんね」
局長「それを考えるとやはりきゃっきゃだな」

こんな感じのきゃっきゃうふふなやり取りがあったのかもしれない。

まあ、言いやすさは大事ですもんね。そりゃあ東京特許許可局と特許庁だったら特許庁を選びたくなるよね。俺がその場の決定権を持っていたとしても、ほぼ確実に特許庁を選んでたと思うわ。



しかし早口言葉って誰が最初に作ったんでしょうね。高速増殖炉もんじゅとか盲腸の手術中のような実在するものやシチュエーションならともかく、東京特許許可局という実在しない機関を早口言葉に思いつくくらいだから、ハイパーメディアクリエイターみたいな感じで、早口言葉クリエイター的な職業が昔はあったのかもしれませんね。

早口言葉か……例えばこんなんはどうかしら?

名古屋のナナちゃん七度ナデナデやや和む

うん、そこまで言いづらくはないな。東京特許許可局の方が断然言いづらい。

僕は早口言葉クリエイターには向いてないようですね。よかった、二十歳くらいの頃にトチ狂ってそんな職業を目指そうとしないで。

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