今まさに強烈な眠気に襲われながら仕事してる人間が語る理想論

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
ナポレオン

この記事を三行にまとめると

我々もマネすべきではないのか?
リーダーとは希望を配る人のことだ
わりとマジでそう思う
睡眠時間が短かった偉人として名前が上がるナポレオン。一日に三時間しか寝てなかったって話をよく耳にしますよね。

でも本当はそこまで短眠でもなかったという話もあります。

ナポレオンは確かにある意味で睡眠の達人でした。でもそれは睡眠時間が短かったからではなく、いつでもどこでも眠ることのできる人間だったからです。

三時間ってのはおそらく布団に入ってぐっすり寝た時間がそれくらいだって話で、彼はお風呂に入ってる時にも仮眠を取ったり、普通に昼寝もしていたと言われています。トータルすると何だかんだで七、八時間ほどは寝ていたみたいです。

噂じゃ馬に乗っている時や会議中ですら眠ることができたらしいから、短眠どころかめっちゃ睡眠を大事にしてますよ、この男。下手したら僕よりも寝てますよ、この男。

学生時代、授業中に寝ていると当たり前のように先生に注意されたもんです。職場でも会議中に居眠りしてたらきっと怒られるでしょう。でもそんな時こそナポレオンを思い出してほしい。彼は会議中でも眠っていたのだ。あれほどの偉業を成し遂げた男ですらそうだったのだ。いや、もしかしたら会議中でも脳を休めるべきだと思ったら迷わず眠ったからこそ、あれだけの偉人になれたのかもしれない。ならば我々もマネすべきではないのか? わりとマジでそう思う。

仕事中に仮眠を取ったら上司に怒られるって? ならば上司に言ってやれ。あんたもナポレオンを見習え。疲れた脳を無理やり回転させたところで仕事の質は上がらん。確かに寝すぎてもダメだけど、十分でも十五分でも適度に仮眠を取って脳をリフレッシュした方が、結果的には仕事の効率も上がって会社の業績も伸びるのだ。給料分働くためにもあえてここは休むべきなのだ。偉い人にはそれが分からんのですよって。

僕たちがナポレオンの睡眠から学ぶべきことは、ショートスリーパーを目指すことではない。いつでもどこでも眠れる力を身につけることなのだよ。たとえ仕事中だろうと脳が休息を欲しているのなら仮眠を取る。その分、ナポレオンみたいに夜の睡眠時間を三時間くらいに減らして、できた時間を有効に使って深夜アニメでも見て夜更かしすればいいじゃない。夜更かししたら次の日も昼間は眠いだろうからまたちゃんと仮眠を取って、昼間寝たらきっと夜はすっきり目が覚めてるはずだからその日も夜は夜更かしをして、もしも次の日寝坊してしまったらおとなしく上司に怒られなさい。

まあ実際のところ、昼間に十五分ほど仮眠を取るのは夜の二、三時間の睡眠に匹敵するとも言われていますからね。夜更かししたいってだけの理由で仕事中に寝るのはオススメできませんが、お昼に仮眠を取ること自体は決して悪いことではないぞと声を大にして言いたいところです。わりとマジでそう思う。

つまり何が言いたいかってーと、今ものすごーく眠いんだけど、一応仕事中だから頑張って起きて無理やりパソコンの前に座って手を動かしてるわけで、でも全然頭が働かないから仕事の効率は下の下なわけで、だったらもう、いっそのこと少し眠らせてくれよと。少し仮眠取ったらきっとこのドキュメントが英語しかなくて何言ってる分からない上にどうしても思うように動かない部分の開発なんてちょちょいのちょいだぞと。偉い人にはそれが分からんのですよと。そう言いたいわけですわ。

むしろ偉い人にこそ積極的に仮眠を取っていってほしいっすよね。ナポレオンも言ってますよ。「リーダーとは希望を配る人のことだ」って。先頭に立つ人が率先して勤務中に仮眠を取り入れることで、下の人たちも「ああ、俺たちも疲れた脳を休ませるために仮眠を取って良いんだ」という希望を持つことができるわけですよ。

残業がどうたらこうたらって問題はよく取り沙汰されるけど、お昼寝推奨っていう問題についても、ちょっとは議論されても良いんじゃないかなぁ……わりとマジでそう思う。
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