ログ大事

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
まあ、技術者からすればものすごく当り前のことなのかもしれないんですけど……。

プログラムのソースを書くとき、要所要所でログを出力させるってことを、今まで僕はしてなかったんですよ。すでにリリースされているサービスにバグが出た場合、デバッグを表示させるわけにいかないから、そこでやっとバグの原因と思われる箇所をログにファイルに書き出して裏でこっそり調査する、くらいにしかやってなかったんですよ。

先月、初めて今の会社以外の現場でお仕事をさせてもらいまして、そのときにはやたらめったらログを出力させるようにコードを書かされたんですが、僕はそれに対して「何こんなにログ出してんのさ。めんどくせーよ」くらいに思ってました。

でも他の会社のプログラマの人に聞いてみると、ログはやはりこまめに出すものらしいですね。場合によっては出力されたログに対してレビューする場合もあるそうで……そんな現場に行ったら確実にやばいな、俺。


でも最近、やっとログの重要性みたいなものが分かって来た。もうプログラマになって丸2年になるけど、ようやく分かって来た。

実は今(まさに今)、原因不明のバグに悩まされてるんですわ。バグの報告を受けてからいざ調査に乗り出したんですけど、まずそのバグが再現できない。何度やっても正常に処理が終了する。まったくもって分からないから、一旦放り投げるためにこうしてブログの更新なぞをしているわけですわ。書き終わったらまた一戦交えに戻るっさ。

当然、ログを出しても何のエラーもない。

エラーが起きたときは、一体どこでどうつまづいたのか、それが分からないんですね。先方さんも、とりあえず正常に動かなかった、としか分かっていないみたいだから、それ以上の具体的な説明がもらえない。


ついこの前も似たようなことがあったんですよ。そのときにもやっぱり、ログ出すようにしとけば良かったな~と若干後悔したんですが、同じ過ちをまた繰り返しちゃったさ。

いや、言い訳させてもらうなら、今日もこの前も、去年に開発したサービスだから僕がまだログの重要性に気づく前だったので、同じ過ちというよりも認識不足だっただけなんですけど……いやはや。



とりあえず今後の方針として、ここはつまづきそうだなと思ったところは、躊躇せずにログを出す処理を入れていくことを心がけようと思った、まるで夏日のような連休前のとある日の出来事でした。

でしたっていうか、まだ現在進行形で出来事は起こってるんですがね。

さ、気を取り直してバグも取りましょ。
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