この記事を三行にまとめると
セシウム133の(以下略)289898835498720000倍
天元突破できれば余裕
このブログでも過去に何度か言ったような気もしますが、僕の実家の方では七夕は旧暦に合わせて行われるので、約一ヶ月遅れの今日が七夕ってことになります。
八月に七夕を行う地域は他にもあると思うんですけど、でも旧暦だからって以外に八月だと子供たちが夏休みに入っているからイベントをやりやすいっていうのもあるのかもしれないですね。
それはともかくとして、七夕と言えば織姫と彦星が一年に一度の密会を行う日でもあります。でも僕らみたいに旧暦で七夕を開催するところもあると考えると、実は彼らは年に二回会っているのかもしれないね。
これも過去に何度か言ってる気がしますが、一説によれば織姫と彦星は夏の大三角形を形成するベガとアルタイルという星であると言われています。この二つの星は14光年くらい離れているので、例えば彦星が光の速度で織姫に会いに行ったとしても14年かかる計算になります。とてもじゃないが年に一度のペースで会える距離じゃない。年二回なんて夢のまた夢です。
そんな光速でも一年以上かかってしまう距離にいる二人が一年に一度会うにはどうすれば良いのか……。
そもそも一年に一度ってのはあくまでも地球時間での話なので、織姫や彦星たちの一年はまた別の長さなのかもしれないですね。僕たちの定義している14光年くらいが彼らにとっての一年という単位なのであれば、彼らの尺度でなら年に一度会えることになる。でもそれを言い出したら話がブレるので、ここでは「地球時間の一年分に相当する長さの周期」で話を進めましょう。
では地球時間の一年の長さって物理学的に見るとどれくらいなのでしょうか?
我々が知っている現在の一秒の長さは「セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍の継続時間」で定義されている。一年は31536000秒(うるう年は勘定しない)だから、織姫と彦星が会えるのは「セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間ごと」となる。数字がでかすぎて全くピンと来ないね。ってかセシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期がまず何だか分からん。
何にせよ二人が一年に一度の周期で会うためには、最低でもこのセシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間で14光年の距離を移動できれば良いという話なわけですね。でもそれだと片道の移動だけで一年かかっちゃうから、厳密にはもっと速く移動しなきゃいけない。往復の移動にかかる時間+二人でイチャコラする時間が一日必要だとするなら、セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間の二倍よりちょい速いくらいの速度で移動しなきゃいけない。
当然ながらこれは光の速さをはるかに凌駕するスピードだからどのみち無理なわけで、結局この話には何の意味もないってことになりますね。無駄にセシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間って連呼しただけだったな。
こんな思考実験をご存知でしょうか。
地球から月までは光でも一秒以上かかる。そこで月まで届くくらいの長さの棒を用意して、地球と月をつないでおく。地球で棒を揺すれば月側も同時に揺れるから、地球で誰かが棒を揺らしたという情報は光よりも速く月に到達することになる。この思考実験は月が火星でも同じことだから、火星まで届く棒を揺すれば情報は一瞬で火星にも届く。これで光速を超えるよ、やったねたえちゃん。
実際はそんな長い棒を用意することはできないし、できたとしてもタイムラグなしで月や火星まで振動を到達させることも難しいです。イメージ的には糸電話を使っても遠く離れた相手に声を一瞬で届けることはできないみたいな感じ。だからこの棒作戦はあくまでも机上の空論にすぎません。
でもこの理論を参考にすればセシウム133の何ちゃら継続時間ごとに二人が会うことも可能になるかもしれないですね。ようするに二人とも身長が7光年くらいになれば二人合わせて14光年分くらいの長さになるので、ちょっと移動するだけで会えます。これなら年に二度会うのも可能でしょう。
しかし実際問題、そこまで身長を伸ばす技術なんて……
……あ。
そういやこんな人いましたね。人ではないが。
超天元突破グレンラガン。作品自体は見たことないのですが、噂によると彼の身長は150000000000光年あるらしいです。14光年とか霞んで見えるわ。これくらいの身長があれば14光年どころか天の川の端と端に住んでても毎日会えますね。100000光年ですら霞むレベルだからな。隣の宇宙に住んでても会えるわい。宇宙の直径を軽く超えてるし。
てなわけで……
Q. 織姫と彦星が一年に一度会うにはどうすれば良いの?
A. 天元突破できれば余裕
八月に七夕を行う地域は他にもあると思うんですけど、でも旧暦だからって以外に八月だと子供たちが夏休みに入っているからイベントをやりやすいっていうのもあるのかもしれないですね。
それはともかくとして、七夕と言えば織姫と彦星が一年に一度の密会を行う日でもあります。でも僕らみたいに旧暦で七夕を開催するところもあると考えると、実は彼らは年に二回会っているのかもしれないね。
これも過去に何度か言ってる気がしますが、一説によれば織姫と彦星は夏の大三角形を形成するベガとアルタイルという星であると言われています。この二つの星は14光年くらい離れているので、例えば彦星が光の速度で織姫に会いに行ったとしても14年かかる計算になります。とてもじゃないが年に一度のペースで会える距離じゃない。年二回なんて夢のまた夢です。
そんな光速でも一年以上かかってしまう距離にいる二人が一年に一度会うにはどうすれば良いのか……。
そもそも一年に一度ってのはあくまでも地球時間での話なので、織姫や彦星たちの一年はまた別の長さなのかもしれないですね。僕たちの定義している14光年くらいが彼らにとっての一年という単位なのであれば、彼らの尺度でなら年に一度会えることになる。でもそれを言い出したら話がブレるので、ここでは「地球時間の一年分に相当する長さの周期」で話を進めましょう。
では地球時間の一年の長さって物理学的に見るとどれくらいなのでしょうか?
我々が知っている現在の一秒の長さは「セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍の継続時間」で定義されている。一年は31536000秒(うるう年は勘定しない)だから、織姫と彦星が会えるのは「セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間ごと」となる。数字がでかすぎて全くピンと来ないね。ってかセシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期がまず何だか分からん。
何にせよ二人が一年に一度の周期で会うためには、最低でもこのセシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間で14光年の距離を移動できれば良いという話なわけですね。でもそれだと片道の移動だけで一年かかっちゃうから、厳密にはもっと速く移動しなきゃいけない。往復の移動にかかる時間+二人でイチャコラする時間が一日必要だとするなら、セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間の二倍よりちょい速いくらいの速度で移動しなきゃいけない。
当然ながらこれは光の速さをはるかに凌駕するスピードだからどのみち無理なわけで、結局この話には何の意味もないってことになりますね。無駄にセシウム133の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の289898835498720000倍の継続時間って連呼しただけだったな。
こんな思考実験をご存知でしょうか。
地球から月までは光でも一秒以上かかる。そこで月まで届くくらいの長さの棒を用意して、地球と月をつないでおく。地球で棒を揺すれば月側も同時に揺れるから、地球で誰かが棒を揺らしたという情報は光よりも速く月に到達することになる。この思考実験は月が火星でも同じことだから、火星まで届く棒を揺すれば情報は一瞬で火星にも届く。これで光速を超えるよ、やったねたえちゃん。
実際はそんな長い棒を用意することはできないし、できたとしてもタイムラグなしで月や火星まで振動を到達させることも難しいです。イメージ的には糸電話を使っても遠く離れた相手に声を一瞬で届けることはできないみたいな感じ。だからこの棒作戦はあくまでも机上の空論にすぎません。
でもこの理論を参考にすればセシウム133の何ちゃら継続時間ごとに二人が会うことも可能になるかもしれないですね。ようするに二人とも身長が7光年くらいになれば二人合わせて14光年分くらいの長さになるので、ちょっと移動するだけで会えます。これなら年に二度会うのも可能でしょう。
しかし実際問題、そこまで身長を伸ばす技術なんて……
……あ。
そういやこんな人いましたね。人ではないが。
超天元突破グレンラガン。作品自体は見たことないのですが、噂によると彼の身長は150000000000光年あるらしいです。14光年とか霞んで見えるわ。これくらいの身長があれば14光年どころか天の川の端と端に住んでても毎日会えますね。100000光年ですら霞むレベルだからな。隣の宇宙に住んでても会えるわい。宇宙の直径を軽く超えてるし。
てなわけで……
Q. 織姫と彦星が一年に一度会うにはどうすれば良いの?
A. 天元突破できれば余裕