ウナギと電気と源内に関する考察

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
今日は涼しいですね~。気温だけで言うなら、個人的にはずっとこれくらいの気温が続くと嬉しいなと思います。もうちょっと肌寒くてもおk。

まあ、どうせすぐにまた暑くなるとは思うんですけど、今年はいろいろと節電が騒がれてますから、少しでもこういう日があるってのは良いことなのかもしれませんね。

いや、台風の被害を除けばって話ですがね。



そういえば、今日は土用丑の日ですよね。みんなはウナギ食べたかにゃ? 俺は食べてないっす。いや、ウナギは好きだけどね。三千院家のナギお嬢様よりも好き……なのかなぁ? そこんとこどうなん?

まあ、ウナギは食べたいって思いますけど、ナギお嬢様は食べたいって思わないですからね。つまりそういうことです。

土用丑の日にウナギを食べるっていう風習を作ったのは、平賀源内さんらしいですね。エレキテルを作ったあの変態……いや、天才として知られるあの源内です。作ったってのとはちょっと違うのかな……修理した?

その源内が何でまたウナギを土用丑の日に食べることを流行らせたのか……やはりそこには電気が関係しているんじゃないでしょうか。



時は18世紀。異才平賀源内は海の向こうからやってきたエレキテルなるものに夢中だった。

本当ならすぐにでもいろいろと使い倒したいところだったが、残念ながら海を渡ってやってきたエレキテルは破損がひどく、修理しないと動かない。だが電磁気学に関する知識に乏しい源内には、エレキテルがどうやって電気を発生させているのか、そのメカニズムがよく分からず、修理は難航した。

何とか電気発生のメカニズムを知ることはできないものか。

そこで源内が目をつけたのが、電気ウナギだった。電気ウナギは強力な電気を体から発生させることができる。やつらの体を調べれば、何か秘密が分かるかもしれない。

幸い、源内には医学の心得があった。解剖だってできちゃう。だって医者だもん。

源内は大量の電気ウナギを捕獲し、次々と解剖、その体内発電メカニズムを暴いていった。

そしてついに、そのメカニズムを解明。その知識を元にエレキテルの修理にとりかかる源内。作業は夜を徹して行われ、そしてついにエレキテルの復元に成功!

1776年7月19日。土用丑の日の出来事であった。

無事にエレキテルを修理し終えた源内の前にあったのは、大量にさばいた電気ウナギ。捨てるにしては量が多過ぎて良い捨て場所がない。自分一人の胃袋に処分することも難しい。はて、どうやって処理したものか。

「あ、みんなで食べちゃえばええやん?」

ってなことで源内はうな丼を大量生産し、「本日土用丑の日」の広告とともに「土用丑の日にウナギを食べると夏バテしないんやで」と触れこみ回りながらうな丼を配り歩いた。

これが、土用丑の日にウナギを食べる風習の始まりである。



ま、本当の由来はウィキペればすぐに分かることでしょうから、なにをかいわんやです。

そもそも、電気ウナギって食べられるんでしょうか?
 もしかしたら何か関連しているかも? 
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