商人の子は算盤の音で目を覚ます

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
これは、商人の子は金銭の勘定に敏感で、そろばんの音が聞こえればすぐに起きる、つまり人の習性というのは生活環境で決まるのですよ、という意味のことわざです。

まあ、今時そろばんで収支計算をする商売人ってのは少ないと思いますが、要するにこれって、自分の仕事に関係ある事象が近くで発生すれば、敏感に反応して起きるって意味ですよね?

だから例えば、鍛冶屋さんだったら熱々の鉄を叩く音が聞こえれば起きる。大工さんだったら釘を打つ音とか、カンナで木を削る音とか。

裁判長だったら木槌を叩く音で起きるのかな。

もっといろんな場合を考えてみよう。



プログラマー:キーボードをカタカタ叩く音が聞こえたら起きる。

別にプログラマーに限定しなくてもいいですけどね。



通訳の人:外国語が聞こえたら起きる。

「はい」だと起きないけど「high」だと起きるんだね。良い耳してます。



タクシーの運転手:車のエンジン音が聞こえたら起きる。

絶対に居眠り運転しないね。



キャビンアテンダント:「アテンションプリーズ」って聞こえたら起きる。

通訳の人も起きるな。



時計作り職人:秒針のカチカチって音が聞こえたら起きる。

枕元にアナログ時計を置いといたら、四六時中眠れない。



薬剤師:薬を嗅がされたら起きる。

危ないクスリではありません。



看護師さん:注射をされたら起きる

危ないクスリではありません。



ドモホルンリンクルで働いてる人:隣に自分のことをじーっと見てる人がいたら起きる。

こ、こわい……。



AVショップの店員:アダルトビデオが流れていたら起きる。

そりゃ起きるよ(二つの意味で)






とまあ、このようにいろんなケースが考えられます。

何となく本当にありそうなのは、消防士さんとかかなぁ。消防車のサイレンの音が聞こえたら起きるってな感じ。
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