wikipediaとマックで英語の勉強いっぱいできるやん?

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
英語の勉強法の一つに『英単語を英英辞典を使って調べるようにする』ってのがあったと思うんですよ。

分からない英単語が出て来たら、それをあえて英英辞典で調べて、その単語の意味を英文の説明で理解する。でもその説明の中にも意味の分からない単語は出てくるだろうから、そしたら今度はその単語を英英辞典で調べる。それを繰り返しているうちに自然と英語が分かってくるようになるという、人によって慣れやすさみたいなのの差はあるんでしょうけど、まあ、何かそんな感じで英語に慣れ親しむのも有効だぜって言ってる人もいるわけですよ。

で、思ったんですよ。

それならwikipediaもいけんじゃね?



英英辞典を使った勉強法が有効なら、同じように知識の塊であるところのwikipediaだって、十分に有効なんじゃないかと。実際にやってる人もいるんじゃないかと思います。

wikipediaって、とある事柄について調べると、本文の中にそれに関連した語句がいっぱい出て来ますよね。で、しかもそれらにはリンクがついてるじゃないですか。だからひたすらそのリンクを辿って辿って旅を続ければ、自然と英語の理解力……というか、読解力みたいなのは上がるんじゃないでしょうか。

例えば素数とかをwikipediaの英語のページで見てみる。素数って言葉を知ってる人は、小難しい数学的な考察は置いといて、自分自身と1以外で割り切れない数だっていう、それくらいのことは知ってるわけじゃないですか。だから英文の方も、だいたいそんなようなことが書いてあるんだろうなってのは分かると思うんです。

で、まあ、その中にはいろんな単語へのリンクがあるわけですよ。例えばnatural numberってリンクを押すと、どうやら自然数についての説明が書かれているっぽい。そしたらまたその本文の中で気になる単語を……って感じで追い続ければ、気がついたら結構難しい単語も分かるようになってんじゃね?



これだけでもまあまあ面白いと思うんですが、ここでさらにもう一つ。

マックを使ってる場合、ホームページとか、あとは普通にテキストエディタでテキストファイルとか開いて、そこに書かれている文字を選択して右クリックでコンテキストメニューを開くと『スピーチ』ってのがあるじゃないですか。んでもって『スピーチを開始』ってメニューを選ぶと、選択範囲の文章を読み上げてくれるじゃないですか。

ってことは、リスニングの勉強もこれでできちゃうってことなんじゃなイカ?

そういやイカちゃんは英語覚えるの早かったな……。

この機能は律儀に記号を読んじゃったりもするから、正確に英単語だけを読んでくれるわけじゃないんだけど、でもそんなに悪いもんでもない。

あと『スポークントラックとしてiTunesに追加』ってやつもあるじゃないですか。これやると選択範囲の音声ファイルをiTunesに追加してくれるみたいです。

よく、リスニングとかは倍速で聞くとより効果があるとかって話も聞きますし、これで音声ファイル作って倍速再生で聞いたりするのも良いんでない?



これならお金も掛からないし、英語勉強用のレッスン教材のテキストじゃなくて、自分の興味ある内容のテキストで勉強できるから、わりと気楽に続けられるんじゃにゃいかにゃ?

うおっと、ブログなのに思わずセリフを噛んじまったぜ……へへ。

リーディングとリスニングの能力が上がっても、スピーチに関しては、この勉強法じゃ上がらないかもね。舌の滑りも良くならないにゃ。
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