時は流れ人は変わり……でもこのブログの低品質は変わらない。そんな感じ。

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
久しぶりに会った人に「全然変わってないね~」って言って和んだ空気を作り出すことが往々にしてあったりなかったりするこんな世の中ですけど、果たしてそれは、和める意味合いの言葉なのでしょうか。

人は誰でも変わります。どんなに些細であろうとも毎日人は少しずつ変わります。

なぜなら、時間は止まらないからです。この世が存在する限り時は流れ続け、時が流れている以上、人は必ず変わって行きます。

でも、それは当たり前のこと。

なぜなら、それが生きているということだからです。

生きることは変わること、そう言ってしまっても良いのかもしれません。



全然変わっていない、そんなことはあり得ません。人は死ぬまで変わり続けます。変わる速度に違いがあるだけです。

男子三日会わざれば刮目して見よ、ということわざがありますが、老若男女を問わず、三日あれば人は少しは変わります。刮目しなくてもどこかは必ず変わっているのです。

極端な話、三日経てば必ず三日分の記憶や経験がその人の中に蓄積されます。つまり三日前と今とでは、その人の知識の量が変わっています。

それは至極どうでも良いものかもしれません。外は良い天気だったとか、コンビニに新商品が並んでいたとか、そんな程度のものかもしれない。でも少なくともそれは、三日前の時点では知らなかったことです。

それを知らなかった自分と、知った後の自分。本当に何一つ変わっていないのでしょうか。

「そんなこと言ったって、昨日と今日で俺は何一つ変わっていないぜぇ?」って人は、十分前の自分と今の自分を見比べてみてください。

「こんなわけの分からん屁理屈っぽい御託を並べ立てるアホが世の中にはいるんだぜ」っていう知識が、今のあなたには身に着いていますよ。十分前にはなかった知識、記憶です。



そう、人は絶対に変われるのです。

何も恐れることはありません。人は生きている限り必ず変われるのですから、自分を変えたいと思っているんだけなかなか変えられないな~って思っている人は、とりあえず今日はいつもと違うコンビニに普段食べない種類のアイスでも買いに行ってみてはどうでしょうか。個人的にはハーゲンダッツがオススメですが、あれはわりと高いので、ガリガリ君の梨とかが良いんじゃないかなと思います。

それだけでも十分に変化していますよ。



ようするに「あなた変わってないわね」って言うのは時候の挨拶とか会話の枕みたいな程度の意味しかないわけで、もしかしたら本当に全然変わっていない人も世の中にはいるかもしれないけれど、普通に考えたらそんなことは傍から見て分かることではないので、それが分かる人に出会ったら要注意ってことです。

たぶんそいつには人の変化を止める力がある。それは時を止める力があるということであり、そんなことができるやつはこの世に一人しかいない。ロードローラーを落とされないように気をつけて。

まあ、中には時を止め返せる人もいるので「あなた全然変わってないわね」という言葉に対して「いえいえ、あなたの方こそ全くお変わりないじゃないの」と返してくる人も、見つけたら要チェックやで。少年ジャンプを読みながらラジカセを聞いていたらほぼ間違いない。


そういや、アメリカかどっかの大学でほんの一瞬だけ時間を止める実験に成功したみたいなニュースが、ナショナルジオグラフィックとかに載ってたっけ。
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