ノーカタカナノーライフ

この記事はだいぶ前に書かれたものなので情報が古いかもしれません
エビデス

この記事を三行にまとめると

平安時代の人が言ったらどんな風になるんですかね?
むしろチャンスを逃すわ
Don't think feelだぞ
現代に生きる僕たちはカタカナ語を当たり前に使ってますけど、大昔はそれがなかったじゃないですか。もしも今、カタカナ語や和製英語の類を一切言ってはいけない魔法にでもかけられたら、結構厳しいと思うのよね。たぶんとっさの一言が出てこないぞ。

「グループ分けしようぜ」「バランス悪くね?」「今が絶好のチャンスだ!」「よっしゃ、タイミングばっちりだぜ」「なかなかのチームワークじゃん」「これ以上のダメージはやばいぞ」「まじかよ、ショックでかいわー」

例えばこの辺りの一言を平安時代の人が言ったらどんな風になるんですかね?

「グループ分けしようぜ」は「組分けしようぜ」で良いかな。「バランス悪くね?」は「釣り合い取れてないぞ?」くらいか。チャンスは勝機とか好機で良いと思うけど、「絶好の好機だ!」って言い方は、ちょっと変かもしれんね。「タイミングばっちりだぜ」はどうすれば良いんだろう。「絶妙だったぜ」か?

チームワークは……難しいな。意味的には協力体制みたいな感じになるのか? 「なかなか良い協力体制じゃん」か……合っているような、微妙にニュアンスが違うような……。

ダメージは痛手で良いのか? 「これ以上の痛手はまずい」か。うん、問題なさそうね。

ショックは……ショック? ショックって日本語だと衝撃とかだよね。でも精神的なショックを「うわー、心に大きな衝撃を受けたー」って言った場合、何だかまだ余裕ありそうに見えるぞ。「俺は今激しく動揺している」とかにすりゃ良いのか。本当に動揺している時に「俺は動揺している」なんて言ったら、やっぱりまだ余裕がありそうに見えるけどな。

うーん、まあ時間をかけて考えれば置き換えられなくもないようだけど、とっさに言えって言われたらやっぱり難しいね。相手の一瞬の隙を突いて攻撃する際に「絶好のチャンスだっ!」って言えない場合、「絶好の……えーと、うん、あれだよあれ。ほら、し……勝機!」みたいになって、むしろチャンスを逃すわ。

今の僕らにとっては、カタカナ語の類ってなくてはならない存在になっているんですね。ビジネス用語でもカタカナって増えたもんねえ。ぶっちゃけ意味がよく分からんよ。

このあかつきのお宿だって、もしカタカナ語や和製英語を禁止されたら、きっと何も書けなくなっちゃいますね。ただでさえ何のニーズにも応えられないジャストアイデアをブラッシュアップすることなく誰のコンセンサスも得ずにコンプライアンスも完全スルーしてファクトベースに考えることなど一切しないでコンバージョンが全く上がらないのを分かっているのにマンパワーをかけてフィックスしたセンテンスをオンライン上にアップロードし続けているだけですからね。せいぜい、僕がどれだけスポイルされた人間かってこと示すエビデンスに使えるくらいでしょう。それがあかつきのお宿クオリティーです。

何言ってんのか分からねーと思いますが安心してください。僕も分かりません。考えたら負けです。

とりあえずDon’t think feelだぞってのを、今日のオチにしときますか。

ではまた次回もこのチャンネルでお会いしましょう。アリーヴェデルチ!
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